米高官、朝鮮に直接対話求める 非核化交渉「期限定めず」
(VOVWORLD) -ビーガン氏は会見で、アメリカが北朝鮮とのこれまでの非核化交渉で、「双方の目的を満たす合意に向け、実現可能な形で進める創造的な方法を提示してきた」と指摘しました。
(写真:AFP/TTXVN) |
訪韓中の米国務省のビーガン朝鮮民主主義人民共和国担当特別代表は16日、ソウルで韓国外務省高官らと会談後に記者会見し、「北朝鮮のカウンターパート(交渉相手)に直接話をさせてほしい」と述べ、朝鮮民主主義人民共和国に対して非核化協議に応じるよう呼び掛けた。朝鮮民主主義人民共和国が年末を交渉期限としていることについては「アメリカは期限を定めていない」と強調し、協議継続への意欲を示しました。
ビーガン氏は会見で、アメリカが北朝鮮とのこれまでの非核化交渉で、「双方の目的を満たす合意に向け、実現可能な形で進める創造的な方法を提示してきた」と指摘しました。その上で合意達成は可能だとし、「われわれはここにいる。あなた方(北朝鮮)も連絡方法を分かっているだろう」と述べ、16日中にも協議に応じるよう朝鮮民主主義人民共和国に求めました。